ゆる角質培養にだいたい成功しました
状況
元々
・混合肌
・小鼻が著しく汚い。ぶつぶつした白い脂が出てる&赤い。化粧水が猛烈に染みる
・朝…普通の石鹸で(今思えば自殺行為)洗顔 夜…ロゼット洗顔パスタ緑で洗顔(後述しますが、汚肌の原因はロゼットではありませんでした)
・たまにピーリングしてた
・化粧はミネラル風リキッドファンデなど。濡れてても使える化粧落としで落とす
今
・多少オイリー肌気味に=乾燥している部分がほぼ消滅
・小鼻が相当マシに。具体的には化粧水や日焼け止めが染みることがなくなり、痒みも減った
ゆる角質培養?
角質培養
徹底的に刺激を排除し、水洗顔にノーメイクという縛りを己に課すことで顔の角質を極力剥がさないようにすること。古い皮膚を残しておくことで内側で新しい皮膚が育つのを助け、健康な肌を取り戻す。
→辛すぎました。外に出るなら日焼け止めはシミ対策に必須だし、それだとせめて石鹸洗顔はしたい。化粧だってしなきゃいけない時もあるし、何より痒いしモサ(※表面にこびり着いた古い角質。けっこうおぞましい)を剥がしたくてストレスが溜まる。
ゆる角質培養
そこで、自分のできる範囲にルールを緩めることに。
- 夜は石鹸洗顔OK。ただし肌に刺激の少ないオリーブ石けんを、かならず泡立てて使う。30秒以内で。
- 化粧するときはお湯落ち下地を使って、クレンジング剤を使わない。
- ファンデはやめておしろいを使う。
- 絶対にこすらない。痒くてもタオルで抑えて我慢。水を拭き取る時も一緒。ピーリングなんてもってのほか。
こんな感じです。これぐらいならギリギリ……ちなみに他の化粧は全然変えてません。ひどいときはコンシーラーも二種類ぐらい塗ってます。でもこれで顔の脂もまあ許容範囲だし、モサも小鼻のまわりにちろっと付くぐらいでおでこ周りにブワーッということもなくなります。普通に外に出られる。
こういうことをだいたい半年ぐらい続けました。
やっててわかったこと
2ヶ月目ぐらいから肌の調子が変わっていくのがわかりました。それまであらゆる化粧水は必ずしみるし、それは敏感肌なんだからしょうがないんだと思っていたんですが、全然違いました。私の肌はどうも長年のピーリングとタオルでゴシゴシと拭き取る刺激によってかなり薄くなっていたみたいです。そりゃ染みるわ。ゆる角質培養を始めてから肌の厚みが人並みになっていき、だんだん顔になにかぬった時のひりひりした感じがなくなっていきました。たぶん私以外にもこういう方いらっしゃると思います。世界が変わるのでぜひ……。赤みは相変わらずでしたが。
それを受けて4ヶ月目ぐらいからは元の洗顔料(緑の洗顔パスタ)をたまーに使って、顔の余計なよごれを落とすようにしました。月に2回ぐらいかな。角質培養といえども角質を溜めるほどいいというわけでもなく、「古い」どころか「完全に死んだ」角質はたまに清掃しないと、そこに常在菌ではないものが増えてしまいます。そうすると脂漏性皮膚炎の原因になったりしますので。とはいえ、やっぱり多少スクラブの要素を含む洗顔料だったのでドキドキだったのですが、幸いなことに杞憂に終わりました。むしろ顔がワントーン明るくなり、化粧水もあいかわらずバッチリ。洗顔料が悪かったわけではなく、使い方やピーリング剤との組み合わせが良くなかっただけのようです。そして、このへんから白いぶつぶつはほとんどなくなっていきました。
そして現在六ヶ月目、小鼻の悩みはほとんど解決しました。これまでたぶん一日一時間ぐらいは小鼻の赤みについて考えてたんですが、ほとんど解決。黒ずみ&白いプツプツ&赤みがほとんどなくなりました。化粧する時ちょーっとコンシーラーで補正すればいいぐらい。これまではその肝心のカバー剤も毛穴でボッコボコで汚かったんですが、化粧ノリも随分良くなりました。その結果気にして触ることも少なくなったので、全体的に好転しています。
総括
ぐだぐだと書きましたが、この六ヶ月で悟ったのはとにかく触るな!放置しろ!ということでした。すべての原因はべたべた触ったりこすったり、手間をかけすぎて皮膚を刺激して薄くしてしまうことだったようです。正直それさえ守ればあんまり化粧水にこだわったりしなくても良い気がする。現在はこれを応用して頭皮のかゆみも抑えてます。
小鼻の赤みで悩んで人生の貴重な時間を無駄にしたり、化粧水ジプシーを重ねている方にはぜひ一度「放置する」という戦略を取ってみて頂きたいです。